山菜

タケノコ(根曲がり竹)をうまく採る3つのコツ

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タケノコが美味しい季節になってきました!!
今年こそ、タケノコ狩りに行ってみたい!!

でも、小谷のタケノコは一般的に流通しているタケノコとちょっと違うんです。
今回は村のとおちゃんが教える小谷流タケノコの採り方のコツをお伝えします!

根曲がり竹

「ネマガリダケ?」とあまり聞きなれない名称かもしれませんが、小谷村ではタケノコ=根曲がり竹を指します。

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一般的に関東地方を中心に広く流通している「タケノコ」と呼ばれているものは「孟宗竹(モウソウチク)」という竹の種類で、古くに中国から伝来したものとされています。

根曲り竹は標準名:千島笹(チシマザサ)と呼ばれる種類のもので、主に山間部に自生しますが、山陰地方や信越、東北地方、北海道で多く見られます。
竹林もよくイメージする太く、高く立つ竹林ではなく、細い幹と大きな笹が鬱蒼とした竹林です。
高さは身長を超える2m〜3mほどで、その竹林をかき分けてたけのこを収穫します。

『根曲がり竹を採ってみたい!』

安全に楽しく収穫できる3つのコツをご紹介します。

① 手持ち袋を用意する。

タケノコや山菜を取りに行く時、リュックを背負っていくことも多いと思います。ただ、毎度リュックを下ろし、収穫したものを入れていては時間がかかりますし、面倒です。

ですので、手持ちの袋を用意していきたいところですが、タケノコ採りの時のコツ1つ目。

手持ち袋は丈夫なものを!!

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スーパーのビニール袋を持っていきがちですが、竹藪は引っかかるものばかりです。
細い竹の茎が入り組んでいますので、高確率で袋が破けます。
手持ちの袋は丈夫なズタ袋や厚手の手持ちバックなどがオススメ
また、タケノコの長いものは30cm以上ありますので、「ちょっと大きいかな?!」くらいのサイズの方が、使い勝手がいいです。

その袋に見つけたタケノコを入れていき、重くなってきたらリュックに詰める。
こうすることで、足場が悪い竹林の中でもスムーズにタケノコ採りが楽しめます。

② たけのこは引っ張って採る。

いざ竹藪に入って、「大きいタケノコ発見!!」

根元から収穫したいところですが、実は長くなったタケノコは竹になりかかっている可能生が。
特に細く長いタケノコはあまり食べるところが少ないかも・・・

「一生懸命持って帰っても、固くて食べられない!!」
なんてことにならないように、タケノコ採りの2つめのコツ。

じゃあ、どうやって硬い部分と柔らかい部分を見分けるのか?!?!

タケノコの根元と先を握り、引っ張る!

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これが、タケノコをうまく採る初心者にも簡単なコツです。

孟宗竹のタケノコは土から掘りだし、根元から収穫しますが、根曲がり竹は地面に出ている部分引っ張って収穫すると、不思議なことに柔らかい部分のみが「スポン!!」と音を立て抜けます

この収穫方法で、柔らかい若芽の部分のみが効率よく手に入ります。

長く細く出ているタケノコによっては、1/3程度しか抜けないことも多々。
ちょっと収穫量が少ないように感じますが、食べられない部分を持ち帰っても、仕方がありませんので、選別しながら収穫している気持ちで行いましょう。

きちんと選別して持ち運ぶことで荷物も減りますので、山の中の作業の知恵でもあります。


豆知識

このように食べられるところ、柔らかいところだけを取ることを『裏折』と言います。
小谷村の山菜加工場でも、きちんと裏折されているものだけを集荷します。
一手間ですが、丁寧な山菜採り・出荷の手法です。


 

③ 見失わない! 欲張らない!!

タケノコ採りを行っているとついつい夢中になり、どんどん竹をかき分け進んみたくなるものです。

しかし!

笹薮は身長より高い竹が鬱蒼としていて、方向を見失いがちです。
タケノコを探すために下ばかり見ていると、危険なことにもなりかねません。

必ず、2人以上でいく!

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タケノコ狩りに行くには必ず2人以上で竹藪に入ってください。
千島笹の竹藪は地元の人でも迷ってしまうことも。
小谷村でも、山菜取りの暗黙ルール。
そして竹藪の中では、相手と5m以上離れないようにすること。
ついつい夢中になり離れがちになりますが、声を掛け合い、お互いの位置をこまめに確認することが最大のコツです。

目印になるものを探す。

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お互いに声を掛け合っても、2人とも迷ってしまったら、、、
山に入るときの基本ですが、必ず下ばかりに夢中にならず、周りの風景や地形を見るようにしましょう。
自分自信が通ってきた道を常に意識しながら、進むこと。
そして、迷いそうになったら決して欲張らず、引き返す勇気を常に持ってください。
可能であれば、リボンなどで、道標を作っておくのも効果的です。

毎年、山菜採りによる遭難が発生しています!!
自分は大丈夫と思わず、必ず危険はあるものと考え、行動しましょう。
きちんとした装備もしてください!!

 

今回は小谷流ネマガリダケをうまく採るコツをお伝えしました。
山の中の山菜取りは、予期せぬ事態が起きたり、動物に襲われる可能性もあります。
むやみに一人で行ったり、軽装備ではいかないようにしましょう。

コツを抑えて美味しい山菜をお召し上がりください。

注意事項

小谷村に限らず、山には地権者が存在します。

山菜採りの為の入山禁止区域もあります。

その区域には決して立ち入らないでください。

地域の財産と環境保全にご理解ご協力お願いいたします。

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“otariduke”

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